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ShiMEJi

​PHILOSOPHY

Story

優しいエンターテインメントを一緒に創り上げたい

サラリーマンとして働いていた25歳の時、池袋に遊びに行くと、サンシャイン劇場に長蛇の列ができていました。入口に貼られているポスターを見ると、ある有名人が所属している劇団の舞台公演。

それまで舞台というものをほとんど観たことがなかった僕は、列に並んでるお客さんのワクワクしている顔に「そんなに面白いのか?」という疑問しかなく、少しの興味本位程度で列に並びました。

運良く当日券をゲットし、客席に入ると、ザワザワと開演を待ち望んでいるお客さんの熱気。そこには、大人から子供、じっちゃん、ばっちゃんまで老若男女が800席の客席を埋め尽くしていました。

音楽が乗り替わり、照明が暗くなっていく。さっきまでざわついていた客席が一瞬で静寂に包まれたと思ったら、舞台を照らすきらびやかな照明ともに、出演者が登場。待ってましたと言わんばかりの拍手。

そこからはあっという間でした。2時間超えの舞台は気付いたら終演し、劇場が拍手に包まれていました。今でも、照明に照らされ、惜しみない拍手に包まれて、汗だくになった出演者の姿と、子どもも含めたお客さんに溢れる客席が脳裏に焼きついています。

 

そこには、負の感情は一切なく、全員が笑顔に溢れていて。子供が舞台中に泣いても誰も咎めたりしない優しい世界が広がっていました。

あの瞬間、確かに僕はエンターテインメントに夢を見ました。

 

あの空間に憧れ、飛び込んだ演劇の世界。

そこにはあの優しい世界はありませんでした。どこまでいってもついて回るお金の問題。一向に埋まらない客席。出演者の温度差。運営と出演者の確執。世間から興味すら持たれていない現実。さらには子どもが入場すらできず、子育て世代には縁のない世界でした。

 

そんな現実に絶望し、それが普通なんだと受け入れている自分がいました。

 

そんな中、ある公演の打ち上げの席で、尊敬している先輩に言われた言葉があります。「30後半になってまでリスクを背負った公演は打てない」

その言葉を聞いてハッとしました。ああ、そうか。この人たちはもう夢を諦めてしまったんだ、と。 舞台で生活することを諦め、作品をお客さんに届けることを諦め、共に上り詰めることを諦め、ただ自分が演劇をやるためにだけに続けている。

 

その現実はとても悲しくて、とても辛いものでした。 

なぜなら、あの日、確かにエンターテインメントで夢を見た自分がいたからです。優しい世界が確かにそこにあったからです。

 

僕はどうしてもあの優しい世界を優しいエンターテインメントを忘れられません。諦めたくありません。

それがたとえ遠い道のりでも、人生をかけても達成できないことだとしても諦めたくありません。

僕がエンターテインメントをやる意味は、あの日見た、あのエンターテインメントをお客さんに届けるためだからです。

演者もお客さんも、大人も子どもも関係ない。みんなで一つのエンターテインメント作っている、そんな優しく、誰でも楽しめるエンターテインメントを創ることがしめじの理念

であり、存在意義です。

この理念を実現すべく、従来のやり方や業界のルールを見つめ直し、現在のあらゆるテクノロジーをエンターテインメントと掛け合わせ、誰もが楽しめるエンターテインメントを全力で届けて参ります。

どうかそんなしめじを応援してください。そして一緒にあの優しいエンターテインメントを創り上げて行きましょう。

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Mission

とにかく楽しいエンターテインメントをこどもたちにも届ける

しめじは一人でも多くの人に「楽しいエンターテインメント」を届けたいと考えています。

しかし、現在の演劇では、「未就学児の観劇はお断り」など子供連れでは観劇がしづらい環境となっております。

そのために、こども連れでも安心して観れる優しい空間作り、子供にもわかる優しい作品作り、子どもだけではなく大人も楽しめるクオリティにこだわったエンターテインメントを提供し続けて行きます。

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​Vision

日本を代表する次世代のエンターテインメント集団になる

現代では、NFT、AIなど、デジタルの技術の発展が目覚ましく、世界のいたるところでそれらを絡めたエンターテインメントブランドが生まれています。

演劇は、劇場に足を運んでもらわらないと体験できないものです。

それを、劇場に足を運ばなくても、足を運んだ体験とは別の体験ができるように、デジタルのエンターテインメント

しめじでは、演劇のオフラインの体験とデジタル技術を掛け合わせた新しい次世代のエンターテインメント集団を目指します。

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Value

「おもしろい」をカタチにして「挑戦」し続けるチャレンジャー

まだ実現されていない「おもしろい」というアイデアや新しい価値、私たちの活動の一つ一つがコンテンツとしての「おもしろい」になるようなカタチにすることで、

「挑戦」する姿を楽しんでもらえる集団を目指します。

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